神風のRockけもの道
我が家の“けもの道”に散らばっている音楽(主にHM/HRを中心とするRock)のこと、その他に思っていることを徒然なるままに
The Way Life Goes / TOM KEIFER

シンデレラのトム・キーファーのソロアルバムです。

期待通りというか、いい意味で想像通りの音でした。
まだ1回、流して聴いただけなので曲ごとの詳しい印象などについて語れることはありませんが、シンデレラの2nd以降のブルージーなロックが、あの声で歌われるというアルバムです。
そのまんまじゃないか、という方もいらっしゃると思いますが、そのまんまだと思います(笑)。

リフで引っ張っていくようなHRもあれば、泣かせるバラードもあり、文字通り"アメリカンロックの良心"ともいうべきアルバムです。
80年代以降の華やかさもないわけではありませんが、60年代、70年代の、ちょっと埃っぽいロックというイメージです。

HR/HMではないと思うし、最近、ちょっとしたブームになりつつある70年代風のHRをやっているバンドとも違う、やはり一言で言うとアメリカンロック、という音楽なのでしょう。

もっと聴き込めば違う印象も出てくるかもしれませんが、ファーストインプレッションをひとまず書いてみました。

いいアルバムです。
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Slave to The Empire / T & N
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昨年の8月以来の久々の更新です…
仕事が忙しすぎて、最近、PCでやってることってAmzon等でCDを買うこととiTunesに音源を落とすときぐらいでしたね(大袈裟に言えば)。
先週(5/18)、ライフワークにしているDJイベントのDOF"Defenders of The Faith"をやったとき(こっちも昨年9月以来、久々)、相方のごっちゃんから、なかなか更新されないと紹介されて、一念発起して更新する決心をしたわけです。

昨年8月から9ヶ月も間が空いてしまってるので、思いを綴りたい音楽はいろいろとありますが、久々の再開だから特に思い入れのある作品がいいだろうと思い、選んだのがT&N(本当はTooth & Nailと名乗りたかったみたいですが、権利の関係でダメだったとか)の"Slave to The Empire"です。

なぜ特に思い入れがあるかといえば、言うまでもなく、神であるジョージ・リンチのバンドだからです。

ジョージがジェフ・ピルソン、ミック・ブラウンと一緒にやってるのに、信じられないぐらいシーンの話題に登りませんね。作為的な何かを感じますが…
日本では、当初11月発売予定だったのが延び延びになったことが影響しているのかもしれないし、B!誌での評価もあまり高くなかったからかもしれないですね。

そのB!のアルバムレビューでは「ドンがいないDOKKENではないといいつつ、DOKKENの曲を5曲もカバーしているのはどうなのよ?」みたいなコメントがあったと記憶していますが、そのカバーは逆に評価を高めるような出来だと思っている僕としては、どうも合点がいかないといわざるを得ないです。
ちなみに、バンドの結成はDOKKENのカバーをやっている経緯はB!誌5月号のジェフのインタビューで語られているのでそちらを参照していただくとして、B!のレビューで書かれているようなことを言われる筋合いはないのではないかと思っちゃいました。

その中でも、特に秀逸だと思っている曲が2曲あって、それは"It's Not Love"と"Alone Again"です。
この2曲は18日のDOFでもかけましたが、好評でした。オリジナルよりいいという声もあったぐらいですから。

"It's Not Love"は、元LYNCH MOBのロバート・メイソンがVoをとっていますが、この人選はドンピシャです!
というか、ロバート・メイソンにDOKKENの全曲をカバーしてもらいたいなと思ってしまいました。
もともと上手いシンガーだと思いますが、微妙な歌い回しとか、絶妙なタメがかっこいいんですよね。艶っぽいというか、セクシーというか。
この曲はGソロの後にオリジナルにはなかったアレンジが加えられていて、それはそれでかっこいいんですが、僕の好みとしてはオリジナルのアレンジの方が好きです。

"Alone Again"は、Voを取っているのはセバスチャン・バックです。
これがいい味を出しているんですよね。バズも思い入れのある曲らしく、オリジナルに忠実に歌ったみたいですが、ドンにはない切れのようなものがあって、心に染み入るように歌い上げてくれています。

あとの3曲はダグ・ピニックの歌い"Tooth and Nail"、ジェフ・ピルソンが歌う"Into The Fire"、トム"リッパー"オーウェンズが歌う"Kiss of Death"です。
"Into The Fire"はちょっとドンを思い浮かべさせるみたいな歌い方で、意識的にこうしたのかな?と思っちゃいました。この曲も、Gソロ後に新しいアレンジが加えられていますが、これもオリジナルのバージョンの方が僕の好みですね。
あとの2曲のVoも悪くはないのですが、ちょっと暑苦しいかんじがしてしまうかな…

DOKKEのカバーは、元々曲が良いわけですが、オリジナルはどうなのか?と。
カバーされているDOKKENの代表曲と比べて劣るのは当たり前だと思いますが、言うほど悪くないと思います。
その中でも特に好きなのは、"Rhythm of The Soul"と"Jesus Train"の2曲です。

"Rhythm of The Soul"はミッドテンポの曲で、全盛期のドンが歌えば、DOKKENのアルバムのアウトテイクだといっても信じてしまうような曲です。
"Jesus Train"は、非常に異色な曲で、ジョージがかつて参加した"L.A. Blues Authority"というコンピレーションの中で弾いた"Rollin' and Tumblin'"でのプレイを想起させるような曲で(曲自体は似ていませんが)、ブルーズといがパブロックというか、とにかくかっこいい曲です。

と、このアルバムのいい所を紹介してきましたが、何か一番重要なことが抜けていると思いませんか?
このアルバムの最も魅力的なところはどこか?ということですが、それはもちろん
ジョージのプレイ
なわけです。

ジョージのプレイが切れっ切れなのです!
テクニック、メロディセンス、アイディア、どれをとっても最強といわざる得ません。
DOKKENが解散してからいろいろなタイプのギタープレイを聞かせてくれましたが、その中では一番DOKKEN時代のプレイに近い印象です。

DOKKENのカバーでも、どの曲もオリジナルのGソロが完璧であるにもかかわらず、今のジョージの解釈で弾き直したバージョンは新たな定番ソロになるようなパワーがあります。

DOKKENの好き嫌い、ジョージのプレイの好き嫌いは別として、かっこいいギタープレイを聴きたい人にはMustアイテムです!